手作りのコスト

  • 2019.02.20 Wednesday
  • 22:55
お惣菜やお弁当、洋服などの身につけるもの、お土産品など、手作りであることを「売り」にする商品は少なくない。
工業製品よりありがたみがあるという感覚は理解できる。
一方、そういった商品が工場で大量生産された商品に、圧倒的な価格差で負ける状況が多々ある。
最近、これまでは大量生産が考えられなかった商品も、いつしか生産ラインに載っているものがある。そんな気がする。
ちょっと前までは、手作りは工業製品よりも品質面で優れているという認識もあった。
工業製品=廉価な粗悪品、というイメージは強く、だからこそ職人の手作りがありがたかった。

しかし昨今では、工業用ロボットなどの生産設備の精度が著しく上がって、実は工業製品の方が手作業よりも細かな加工ができ、しかも一定品質で大量に生産できるようなものも増えてきた。
となると、もはや手作りは情緒的なものだったり、生産ラインを構築するにはあまりにも生産量の少ない、ニッチな分野でしか生き残れなくなってきた様に感じる。

それを寂しいことだとは思わないが、最近、消費者側の感覚もおかしくなってきているような。

「手作りを求める」くせに、
「価格を工業製品レベルまで下げる」ことを要求する、

といったことだ。

手作りのお惣菜に、冷凍食品より高いと文句を言う。
ワンオフの手作り衣類に、大量生産の価格より高いと言う。
中古品は一点もの、市場在庫が無くなっている商品に対して、市場で流通した最後の価格帯を求める。

比較をするのは当たり前かもしれないのだけど、そもそも、それが本当に必要なのであれば、価格は自分で決めないといけない。誰かが付けてくれた値段と比べて高い低いというよりも、自分の収入や生活水準を考えて、商品に対していくらの価値があるのか、自身に水準を持たないといけない。

商品に出会ったタイミングで始めて周りと比較するのではなく、生きている中で自身の価値観、金銭感覚を研ぎ澄まし、基準を作っておかないと。

やたら値下げを求める消費者にならないように、丁寧に価値観を養いたいものだ。

   ☆

メルカリで、やたら値引きを要求してくる人を暗に批判しているだけです(笑)

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