ベーシックインカムの成否の鍵

  • 2017.01.26 Thursday
  • 18:14
個人的には、ベーシックインカムってライフラインは、アリだと思います。
今の世の中でいうところの、生活保護とか年金制度とか、その辺をカバーできるんじゃないかと。

なぜ働かなくてもお金がもらえる「ベーシックインカム」を導入すべきなのか - GIGAZINE

ただ、失敗するポイントがあるとすれば、「最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を支給」というところ。現金はいけない。現物支給の方がよさそう。
現金支給だとしたら、支給サイクルをできるだけ短く、一度の支給規模を小さくすること。一日ぐらい食べなくたって、人は死なないわけだから、飢えれば無駄遣いはできない。
また、追加支援は行わず、見殺しにする勇気を社会が持つこと。
ベーシックインカムってのは、社会の優しさの話しではなくて、合理的な手段なんだと考えなければなりません。

社会価値創出に貢献している人には職と対価を。闇雲に浪費する人には、社会の余剰価値の分配を。

コントロールできない人の代わりに、合理的にコントロールしてあげるところが重要なのであって、その手段としてマネーを使うことですね。
生産性が上がれば、支給する総額も増えるかも……です。(足を引っ張る人がたくさん居ると、生産性が下がるので、支給総額は減ります。)


日本は豊かなので生活保護の額も積み上げればある程度になるところもありますが、

・食料・住居は用途限定のクーポン
・教育・教材は現物(無償提供)
・生活必需品のために商品券(期限付き通貨)

で支給するとして、県ごとに「最低限の生活」について定期的に調査し続ける必要があります。
少なくとも、バイトしている人よりも高額な支給総額になってはいけない。
バイトをしている人は、ベーシックインカムに積み上げる形でお金を得られないと。

お金は、物を手に入れるためではなく、自由を手に入れるためのものなんだ、という価値観を共有できないと、ベーシックインカムの制度は難しい。
貧しいのは、貧しさを選択したから。そこに無駄遣いできる自由があったからです。
食料、住居、医療など、すべて現物で与えられたときに生存できるのか否か、というところが最低限。それを超える自由が欲しければ、稼がなければいけない。

お金は、自由のための道具です。

   ☆

この価値観は、なかなか共有できないだろうなぁ……なので、現代社会で、ベーシックインカムは失敗するんだろうと思います。
現代の年金や生活保護の制度を維持するなら、世の中はもう少し厳しくなってもOKと思いますよ。

今よりも広い範囲で、今よりも低レベルのサービスを共有すれば、生存価値の積分は増えるんじゃないかな。
人間らしさなんてのは贅沢品なんだと、先進国は昔を思い出した方がいい。

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